病弱に育った私は持病の手術や事故入院など繰り返しながらも前職を50才で辞め事業を始めました。事業は順調でしたが。しかし還暦を過ぎた頃には不摂生もたたりカラダは硬くなり動きも鈍くなりヒザや腰に痛みが走り、やっと歩ける状態になりました。遊びに来た2才の孫に追いつくことも出来ない始末。ラジオ体操もやっとこなす有様でした。
そんなある日、仕事で浜松町駅ちかくの貿易センタービルで開かれていた商品の見本市に出かけました。会場までは駅から7,8分の距離ですが、痛い!!足を引きずり15分もかけてやっとたどり着きました。ベンチでひと休みし、ゆっくり会場の各ブースを見て回りました。あるブースを通り過ぎようとしたとき「ちょっと、ちょっと!!」と呼び止められました。「あなた足が痛いんでしょう?」「これ飲むと軽くなりますよ・・」。なんですか?・・と訝しげに聞くとそれはローヤルゼリーの粉末でした。言われるままに口に含み、ヒザに何やら貼られました。「どう?痛み収まったでしょう・・・」。しかし全然痛みはとれません。それを言うと「じゃあ会場を見て回り帰りに寄りなさい。」と言われあのインチキ社長が・・・と思いながらもそうすることに。
目新しい商品が山のように展示された会場で実演や試食、試用をして回り小一時間が過ぎた頃、ふと、引きずっていた足が軽くなり普通に歩いている自分に気づきました。「ん!!さっきのインチキ社長の言ったことはホントかもしれない。」私はインチキ社長のブースに戻り軽くなった旨を伝えました。「そうだろう?これはそこらへんにはない製品なんだ。ローヤルゼリーは18000円、貼り材は11000円だが今日は半額でいい1ヶ月試して見なさい。良かったら続けてみなさい。」高け~なと思いながらも買ってしまった私でした。
足が軽くなり帰りの浜松町駅が近くに感じられました。そして嬉しくなって赤ちょうちんに飛び込んだ一日。これがローヤルゼリーとの初めての出会いだったのです。