夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が繁り、あれ見えるは茶摘みじゃないか、赤いタスキに菅の傘~・・・(今は手で摘みません・・・)
昨日茶摘みならぬお茶がりを行いました。折しもスーパーヌーンの月蝕の日。標高500メートルの農場は、若葉に包まれ薫風柔らかい日差しの絶好の茶刈り日より。10時総勢11人で作業開始。まず草抜き作業。茶の木の間に顔を出している雑草や蔓を抜きます。また極端に伸びた枝も。つぎにいよいよお茶がり開始。お茶を刈るバリカンのようなエンジン付きの農機具で一定の高さを保持しながらかりすすめます。力と要領が必要で体力のある熟練者が担当します。お茶のウネを挟み二人で刈り進めます。後ろのでかい袋にドンドン若葉がたまりもう一人がそれを支えます。
次に選別作業。仮設の縁台の上に茶葉を広げ、余計な枝、古い葉、草また虫など除いていきます。流れ作業ですがかなり神経を使う作業です。皆さん世間話などしながらも注意深くまた器用に手先で作業をすすめます。うぐいすや小鳥たちの声が絶え間なく聞こえます。今年初めて参加したMさんは「楽しい~!!こんな気分初めて・・・」の連発。 約二時間立ちっぱなしの作業を中断しお昼休み。おにぎりがいつもより美味しく三個も食べてしまいました。差し入れのバームクーヘン、山で食べるとまた格別の味。小一時間休み午後の作業へ。二時ごろ予定の量に達したので作業終了。まだ半分残ってますが、これは紅茶用。一箇月後に葉が少し固くなったら刈ります。
今回の収穫は134キログラム。すぐに麓の製茶工場に運びます。3日後に取りに行きます。生葉は134キロですが製茶すると5分の一になります。多分27キロぐらい摂れる計算です。浅蒸し、棒抜きを指定。またフルーティーなコクのある新茶が出来てくると楽しみです。棒抜きした茎茶と少量の粉茶も楽しみ。
皆さんよく頑張りました。ありがとうm(__)mお礼は新茶で~す!!
(なお、製品はご予約の方、会員様優先とさせていただきます。ご了承くださいませ。)
夜、スーパーーヌーン月蝕見られず残念!!まっ、イイカ(#^.^#)