老いは足から来る。よく言われることですが確かに歳をとると5年単位で衰えてゆくのを感じます。スタスタ歩いていたのに、いつの間にか重い足取りになり、やがてノロノロと歩く。そしてヨボヨボ歩きいつか杖にすがりやっとこ歩く。その先は車椅子かなあ。
人によってそのスピードは違うようです。何故その違いが出るのでしょう。細胞数が減少することが大きな原因ではありますが、遺伝的なことや食生活、仕事、普段の生活の仕方色々な要因が考えられます。しかし常に体を動かす人とあまり動かさない人とではその差が出ていること、これは明白です。若い頃運動選手だった人が大丈夫かと言えば決してそうも言えません。運動は苦手でプレーヤーでなかった人でも年老いてしっかり歩く人もいます。
ここで思い出すのが前号に書いた256歳まで生きたとされる李青曇の言葉。「亀のように静かに座し、鳩のように動き、犬のように眠る。」う~ん、この言葉にヒントがありそうですね。つまり鳩のようにまめに動き歩き回るってことかな?これは誰にも出来ることですよね・・・