箸休めが長引きました。
世界長寿村研究家後藤克夫先生は世界の長寿村を歴訪するうちロシアの寒村で長寿者達が口に何かを含みモグモグしている光景を目にしました。それがローヤルゼリーだったのです。朝鮮人参やヨーグルトが健康長寿にいいことは分かっていましたがローヤルゼリーも長寿者に愛用されていることに初めて気づいたそうです。
では何故ローヤルゼリーが一般に長寿食として普及していないのか?それはローヤルゼリーの採取量が極端に少なく高価なものだったからだといいます。古代や中世では養蜂の技術がなく自然の蜂の巣から採取しました。したがって貴重で高価なため一般の人たちは買えなかった。王侯貴族の一部の人しか買うことが出来ません。いつしかローヤルな人たちが愛用するゼリー「ローヤルなゼリー」そして「ローヤルゼリー」とよばれるようになったそうです。
今は養蜂の技術が進歩し蜂蜜もプロポリスもローヤルゼリーも以前より生産量が増えました。しかしそれでもローヤルゼリーは微量にしか採取できません。繰り返しになりますが蜂蜜は働き蜂の食料で量が多い。プロポリスは巣の内部の壁に塗布された抗菌性の樹液です。巣を壊して?採取しある程度の量がとれ希釈も可能です。ローヤルゼリーは女王蜂だけの食料で5ミリほどのカップに溜まったゼリーを採取します。とても微量・・採取もデリケートな作業・・・。