ブッダの言葉

最近ずいぶん前に買ったブッダの言葉という本を読んでいます。

仏教は北伝仏教と南伝仏教があることは皆さんご存知だと思います。日本に伝え得られた仏教は北伝仏教ですが、この本は南伝仏教で東南アジア方面に、口伝により伝えられてきた教えや言葉を集めた本です。仏の教えを直接知りたくて買った本ですが一頁読んで脳が消化不良になり本棚に放置していました。最近ふと目にとまり、ゆっくり一つずつ読むことにしました。

仏様の教えは入滅後約500年くらい経って文字で仏典としてまとめられたといいます。北伝仏教はこの仏典をもとにシルクロードなどを経て中国にまで伝わりさらに日本にも伝えられました。一方南伝仏教は仏様の教えや言葉を「口伝」で伝えています。

仏様の教えが、文字による仏典が正しく伝えているか、口伝による方がより近いか、いつも論じられているようです。

 

100歳日本一の県は?

皆さんは100歳以上の方がいる日本一の県はどこだかご存知ですか?ひょっとして沖縄県ではと思っていませんか?私はてっきりそうだと思い込んでいました。

何気なく調べてみたら、意外な結果がでました。2020年9月1日現在の調査では、人口10万人当たりの100歳以上の高齢者の数は次のような結果でした。

1位  島根県   127.6人                                            

2位  高知県   119.8人

3位  鳥取県   109.9人

4位  鹿児島県 108.9人

5位  香川県  100.5人

この結果を見ると山陰地方、四国、九州南部が多いことが分かります。どちらかと言えば過疎の県ですね。しかし、空気がキレイでのんびりしている地域と言えます。どんな暮らし方されてきたか興味がわきます。

ちなみに100歳以上の方は全国では80450人おられるそうで、88.2%は女性が占めています。女性パワーが凄い!!                                                             

100歳でスキー!!三浦敬三さん。

凄い!!日本人がいました。三浦敬三さん。あの冒険家三浦雄一郎さんのお父さんです。

三浦敬三さんは1904年青森市に生まれ、2006年1月5日101歳の生涯を遂げました。その間ずっとスキーを続けオリンピックにモーグル選手として出場もしました。山スキーが好きでまた得意とし多くの仲間・後輩を育てた根っからのスキー野郎でした。

100歳まで、100歳になっても滑る事が夢で、そのためにはたゆまぬトレーニングと研鑽を重ねた方です。70歳過ぎても鉄製の下駄を履き歩くなど独自のトレーニング法を開発し実践しました。練馬区の私の親戚の骨董品屋によく鉄の下駄を履いた老人が度々訪れ「もっといいものがあるだろう・・・」とか楽しくイチャモンつけていたとか。後で分かったのは、その人が三浦敬三さんだったそうです。

90過ぎても冬になると北海道の山にこもり毎日滑っていた。そして、念願の100歳の誕生日に仲間の祝福を受け見事に滑りきった!!そうです。凄い!!

NHKの「あの人に会いたい」テレビ番組で、「私はスキーで滑ることが、好きで好きでたまらないからどんな努力もします・・・」と語っています。100歳までスキーで滑り続けたその秘訣はこの言葉にありそうです。

今日から6月

ついに6月になりました。

爽やかな緑と風と太陽が頬を撫で、生きてる実感を味わっています。自然とお話することが、小鳥のさえずりを聞くことがこんなに新鮮に身近いものだったとは。これもコロナのおかげでしょうか。人を避けるといつの間にか自然へと目や耳が向きます。雲の流れ、木ノ葉のゆらぎ、水の流れ、太陽の輝き、小鳥の飛び交い、全てが刻々と変化し飽くことを知りません。自然は正直だなあとつくずく感じます。

人間たちの無能で利己的な振る舞いによって地球が狂い始めています。CO2の削減、地球温暖化の警鐘を科学者たちは半世紀以上前から鳴らしているのに。私がよく行く標高700メートルの山。30年前は蚊もハエもいなかったのに10年位前からで始めて今では平地と同じになりました。今までなかった植物も生え始めています。着実に温暖化が進んでいます。